気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」
日曜日(6日)・・・日中は、雨の予報もあったのですが、何とか持ちこたえた“曇天”続きで・・・風が吹くと桜の花弁が一片ひらりと舞う天候・・・少し肌寒さの残る一日となりました・・・。ぽかぽか陽気の“花見”や穏やかな春宵の“夜桜”を期待した方には・・・少し残念だったのではないでしょうか・・・。

気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_735324.jpg夕方、次男坊にせがまれて“CDレンタル”に出かけたところ・・・無性に“寿司”を食べたくなって・・・合宿中の長男坊には申し訳ないのですが・・・家族三人で出かけてしまったのです・・・(笑)。

家族で“寿司”といえば・・・庶民的な“回転すし”というのが一般的なご時世ですが・・・我が家の“とっておき”のお気に入りは・・・“回転すし”並みの“お値段”で、“回転しないすし”並みの“ネタ”の味わいを楽しめるファミリーすし処「金太郎」なのです・・・。

国道10号線沿いの商業店舗が犇く“餅ヶ浜”の一角にあって・・・“くーた”や“リンガーハット”などのFC外食店と軒を連ねる区画にあることから・・・場所は誰もが分かると思います・・・。

元“コンビニ”を改装した店舗は・・・寿司店の先入観からすれば“テーブル席の簡素なつくり”という方もいらっしゃいますが・・・その“気取らない”雰囲気だからこそ好みの“注文”をすれば・・・旨い“ネタ”にちょっとした“ひと技”が光る“寿司”を握ってもらえるんですなぁ~・・・これが・・・。

この画像の寿司は・・・“鯵(あじ)”のにぎりに・・・“釜揚げしらす”と“鮭(さけ)の腹皮”の軍艦巻き・・・。

“鯵(あじ)”は寿司ネタらしい旨味があって・・・口中で“刻み葱”と“擂り胡麻”に“シャリ”が絡むと見事に調和する感じ・・・仄かにシャリの温かさに頃合いの酢香が漂うところが・・・注文して“にぎり立て”が食せる寿司本来の醍醐味・・・。

店で“釜揚げ”にしたような“しらす”の“旬鮮”な塩っ気も・・・脂ののった“鮭の腹皮”の蕩けそうな旨味も・・・なかなかのもの・・・。

コレだけ?と思ってもらっては困りますよ・・・まだまだ、あります・・・“〆”、“漬け”、“炙り”など“ネタ”のあしらい方も多彩で・・・その“ひと技”が・・・垂涎でした・・・。

■ すし : 金太郎 / 別府市若草=(青山町に移転)

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気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_154073.jpg鮭の“半身”を捌くからこそ味わえるのがこの“腹皮”の軍艦巻・・・どんな魚であれ、捌けば滑らかな“腹身”部に心踊るオヤジには・・・嬉しい限り・・・こういう“捌きネタ”が味わえてこその“すし屋”ですから・・・。


気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_16499.jpg白身の“平目”、赤身の“鰤”、鮮やかな“サーモン”は二貫で驚きの“回転すし”価格・・・。

ちょっと変わった一貫モノの“ネタ”では・・・“ブリカマ”ってのがありまして・・・こ、これが・・・

気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_162584.jpgこれなんです・・・“捌きネタ”の“ひと技”が光る・・・“ブリカマ”のにぎり・・・思ったよりもその身質の歯応えが堪らない独特の食感・・・白く滲みそうな淡白な脂旨みも味わえて・・・これまた絶品・・・。


気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_175551.jpgそして“〆”モノといえば・・・お馴染みの“〆鯖”・・・私は、ここのシャリと〆酢の調和する加減が好みなんです・・・。

この日は、ちょっと〆た酢が飛び気味で・・・いつものような潤い感が足りませんでしたが・・・それでも旨い・・・。我が家の次男坊は・・・いつも必ずこれを注文するんです・・・。

奥の銀鱗でピンクのネタは・・・これも美しい旨さの“カンパチの腹身”・・・いかにも腹身という口あたりが旨過ぎるっ~!・・・と絶句してました・・・(笑)。

気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_191212.jpg手前の一貫モノは“シャコ”で・・・これも締まった肉質感が旨いですが・・・

なんといっても・・・円く甘みを引き出した“鯛の漬け”が・・・嬉しい旨さ・・・。
素直な“漬け”ではありますが・・・漬け汁で鯛身の熟した旨さが味わえる“ひと技”が憎らしいほど安く味わえるこの店定番の二貫モノ・・・。

気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_193426.jpgこの日の“おススメ”ネタがコレ・・・二貫で100円以下という“大ネタ 鰤の炙り”・・・バーナーで表面を炙った肉質感の香ばしさと・・・鰤身に閉じ込められた脂旨み・・・超ぉ~旨いです・・・。


気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_111128.jpgその“上ネタ”一貫モノとして、注文したのは・・・女房殿が“中トロ”・・・オヤジが三枚に折りたたまれて載っかった“平目のエンガワ”・・・。

気取らない“ネタ”に“ひと技”が光る・・・安くて旨いすし処「金太郎」_c0001578_1111617.jpg“鯛アラの味噌汁”は・・・鯛のお頭“兜”の半身がそのまま入った身沢山・・・魚の旨みが出ています・・・。

これ以外にも旨いネタをたらふく食べて家族三人で・・・“一葉”でお釣りという嬉しさ・・・。

私の中では・・・プリプリした“活ネタ”の弾力旨みより・・・この店のようにちゃんと寝かせた“熟ネタ”に宿る旨みの寿司こそ・・・本来の“すし”だと思います・・・。
by project-beppin | 2008-04-08 07:36 | 美食の街
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