“薩越同舟”の肴と・・・「のたり」
鼻かぜをひいてるのか?花粉症なのか?なんて話は・・・止めましょう。
今夜は・・・『のたり』で・・・晩酌できるんですから・・・。

“薩越同舟”の肴と・・・「のたり」_c0001578_23532742.jpg香りは強くはありませんが・・・麦らしい旨口の吟醸香が漂います。
口に含んで転がすと・・・鼻腔には麦の香ばしさが幾ばくか抜けていくのですが・・・
舌の上では・・・辛口の清酒のような味わいでありながら・・・
喉越しは・・・苦辛い甘さのアルコール感・・・芯があるキレのいい余韻・・・。

おへま』が常圧のスムース旨口とガツン濃厚タイプの中間的な味わいであることからすれば・・・これは・・・ガツン系の“没個性的な個性の味わい”とでも言えばわかってもらえるかもしれませんねぇ。(飲まなきゃわかんないかも・・・)

“さつま揚げ”と“鰤の越後焼”・・・“薩越同舟”の肴・・・ちょっと豪華に出していただけました。
さつま揚げは、少し練りこんだ味付けに甘さ感じるんですが・・・“お湯割り”にはちょうどいいですね。鰤の越後焼は、思ったより味付けが淡白で魚の身のふっくら感もほどよく・・・“生”で飲みながらいただきました。

残ったキムチをアテに・・・“お湯割り”で最後の一杯・・・。これで、鼻かぜじゃなければ・・・もっと旨かろうに・・・。

■「のたり」(井上酒造:日田市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
漂う吟醸香、鼻腔に抜ける麦の芳香と苦辛い甘さのいい濃厚タイプ。喉越しにしっかりとした芯があるキレのいいアルコール感の余韻に浸る良品。
by project-beppin | 2005-02-28 23:53 | 大分麦焼酎
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