“あげみ”で“しょちくれ”・・・くり焼酎「三代の松」
東九州“大返し”をやってのけた日の夜は・・・宮崎は“延岡”を味わう“しょちくれ”でした・・・。

“あげみ”で“しょちくれ”・・・くり焼酎「三代の松」_c0001578_1375383.jpg帰路・・・宮崎県北部“延岡市”の市街地から大分県境に近づくR10号線沿いの“コンビニ”に立ち寄って“トイレ休憩”したところ・・・店内に並ぶ酒類も、大分とは様変わり・・・芋焼酎に大御所「黒霧島」はもちろんのこと・・・「日向 木挽」や「飫肥杉」、「松の露」があって・・・此処は“宮崎県”だと実感して酒棚の前を通り過ぎようとしたのですが・・・ふと見ると上棚に「くり焼酎」の文字の角瓶・・・。

その時・・・“そうだ、この辺りは穀物焼酎の地だった・・・”と笹さんの“酎論”を断片的に思い起こしたのでした・・・。

脳細胞が減少するオヤジにあって・・・希薄になった“シナプス”が伝達物質を送ったという“神秘”の“脳内反応”に・・・“衝動”という“心理”状態を発生させるという“脳科学”を行動として実証するために・・・真っ直ぐレジへとその角瓶を運ぶのであります・・・。

もう、それほどまでに“衝動”シグナルで活性化した我が“脳”には・・・レジカウンター脇にある“あげみ”という表示の“すり身天”をも・・・“視覚”シグナルとして認知した瞬間に“衝動買い”へと“トランス状態”化して連続行動を誘発するのでありました・・・(笑)。

“大返し”から戻った23時過ぎという時間帯・・・そんな“脳内メーカー”ならぬ“脳内、飲めるか?”という期待の角瓶“くり焼酎”はというと・・・延岡市内は佐藤焼酎製造場の『三代の松』・・・。

女房殿と長男坊はいない・・・次男坊は寝た・・・という“三位一体”の晩酌“好機”ですから・・・“あげみ”2枚を刻んで・・・“延岡”のアテで“しょちくれ”ました・・・。

1杯飲んで・・・“燃費”ならぬ“飲費”が良いと実感できる味です・・・何時でも36km以上走れる感じ・・・“九里しょっちゅう”・・・“くり”焼酎・・・(お粗末!)。

“栗”らしいというより・・・辛口の白麹仕立ての芋焼酎に甘旨さのコクのある米焼酎を馴染ませたような濃厚な味わい・・・喉ごしの後の甘い残り香とキレのいい辛さのアルコール感が“生”で飲んで旨い“マロン”とした焼酎です・・・。

■ 「三代の松」(佐藤焼酎製造場:宮崎県延岡市/常圧:くり・米麹・麦)25度

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“あげみ”で“しょちくれ”・・・くり焼酎「三代の松」_c0001578_1381757.jpg“あげみ”・・・アジやイワシ、エソなど、地元獲れの魚をミンチにして、塩や酒で味付けし・・・人参、牛蒡、葱、蛸身などを練り入れて揚げた“すり身天ぷら”・・・齧り付いても、控え目な甘さで好い塩梅・・・。

呼び名こそ違え・・・大分佐伯からこの延岡にかけての“日豊海岸”沿いと・・・対岸の四国“宇和島~八幡浜”の漁村に共通する小魚の“すり身”食文化・・・これも“風土のフード”ですな・・・。


“あげみ”で“しょちくれ”・・・くり焼酎「三代の松」_c0001578_1383681.jpg“栗”の焼酎・・・現在のブームから遡ること30年ほど前の昭和50年代に・・・対岸の愛媛県やこの宮崎県北部で始まったとされる・・・“発祥”のルーツを探ることができる焼酎だということ・・・実は、知らない方が多いのではないでしょうか・・・。

“芋”とは一味違うこの“栗”風味・・・“お湯割り”や“ロック”も好いですが・・・一度は“生”で飲んでみて下さい・・・。
by project-beppin | 2008-07-02 01:44 | 隣人の焼酎・泡盛
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