夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴
夏本番!・・・30℃を越える“真夏日”となった金曜日(11日)・・・HAKUDOU師匠が“お国入り”・・・あの燻し銀の“角打ち”酒徒たちが集う“聖堂”・・・“御手洗酒店”へ・・・。

夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_1241625.jpg職場から直行・・・つまり、車は繁華街の駐車場で“一泊”と決めて・・・遅ればせながら宵闇の20時をまわって伺うことができました・・・。

“長浜神社”を過ぎると一際、輝く店灯り・・・既に“七輪”を囲む“焼方”の人影・・・路上にも溢れる常連・・・これが“ミタラう”という動詞の原風景かと・・・“日常”の暮らしに馴染んだこの光景に早くも浮かれてしまうのであります・・・。

店頭で接客していた“おかあさん”に「こんばんわぁ」と挨拶し・・・店内の“定位置”となった場所で“板場”を仕切る“寛さん”の姿を見つけて近寄ると・・・もう酒徒に“同化”していたHAKUDOU師匠を発見・・・(笑)。

聞けばHAKUDOU師匠は・・・この日、17時頃に店を開ける手伝いをしたというんですから“信奉者”たる酒徒の“鑑”・・・。

「お久しぶりです」と声をかけ・・・「やぁ、どうもっ」と気さくに振舞ってくれる師匠や“寛”さんや“長浜角打ち学会”の“グッチー”さん、“ソニック”さんなどとともに・・・あれよ!これまたお久しぶりの“あだっつぁん”にも“再会”・・・師匠が引き寄せた面々が快く迎えてくれました・・・。

まだまだ“新参者”のオヤジ(私)は、自ら買ったワンカップ「なしか!」を飲みながら・・・皆さんが勧めてくれる佐伯の“ちりめん”おにぎりや“カマス”、香川の“醤油豆”などなど・・・アテを頂戴しながら“夏宵”の“夏酔い”へと・・・。

“酒徒の聖堂”であり“角打ちムジカ(MUSICA)”である“御手洗酒店”・・・この“地場”と共振するHAKUDOU師匠の“磁場”・・・さてさて、今回はというと・・・ご覧のとおり大分の麦焼酎「なしか!」に・・・奈良は明日香“神秘”の清酒「キトラ」が“共鳴”したのであります・・・。

この“脇本酒造”の「キトラ」・・・これです・・・大分の“酒徒MUSICA”で飲んだ“キトラ古墳”の“霊力”の“味わい”に引き込まれました・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・皆様から頂戴した“善意”の人気blog ランキング】への応援クリック!・・・これだけ(コンテンツ・エントリーを)怠慢したにもかかわらず・・・現在もなんとか持ち直して70位圏内ですので感謝感激であります・・・。これからも、ご覧いただいて“早く麦焼酎飲んで載せろよ!”とか“それでも、また見たるでぇ~”とか・・・“広い心”をお持ちの方は・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・“都合のいいお願い”ですが、よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。




夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_1243332.jpgこの「キトラ」・・・明日香村の“キトラ古墳”から“霊力”を授かった“御新酒”・・・“コシ”のある濃コク酒質で柔な“吟醸香”とは対極にある“秘蔵酒香”の芯がぶれない“濃熟”風味が特長的・・・清酒も“神域”に達するとこうなるのか・・・と想ってしまうほど、“御神酒”を通り越して“神秘酒”と形容したくなる“味わい”です・・・。

この店に集う“酒徒”たちの評判も上々・・・人生を刻んだ“酒徒”たちがどこかで出会ったことのある“追憶”の“味わい”ではないかと・・・こんオヤジは、あの「金陵」に宿る“味わい”に通じるものを感じたのであります・・・。

もうひとつ“共鳴”したのは・・・このラベル色の“同化”する光景・・・この店の主流焼酎「なしか!」と清酒「キトラ」の“黄地と黒字”・・・DICの色見本で合わせたような“奇遇”にも興奮したのであります・・・(笑)。

夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_1347646.jpgこの日の常連の皆さんによる配給のアテ・・・“佐伯の殿様 浦で持つ”を実感するMEGA旨“ちりめん”のおむすびと・・・北海道の“タラの開き”・・・“茄子漬”、“腸詰”・・・なぜか“食パン”・・・そして“かぼす”と“すもも”・・・。

これだけ揃えば・・・酒徒が目覚める“モーニング”と謂わんばかりのアテの盛付・・・(笑)。

グラスの“かぼすロック”・・・“あだっつぁん”の飲みっぷりが伺えますた・・・。

夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_13482249.jpgオヤジ(私)の二本目は、この店の“地霊酒”・・・大分酒販協同組合が販売する「ぶんご梅」・・・もちろん“ひや”のままで飲む“味わい”・・・。

角打ちの“角”打ちたる由縁・・・“桝”の角から啜る酒の旨さ・・・こういう当り前の光景が好いんです・・・。

(たぶん)HAKUDOU師匠が飲んでいたであろう冷えた「西の関 にごり酒」も・・・“夏酔い”の旨さだと思います・・・。

夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_1349524.jpg築き上げられた酒徒の集う“MUSICA”の文化・・・笑顔の“遺影”が見守る店内・・・。

“グッチー”さんの話では・・・先代の“おとうさん”は、大の“相撲ファン”でもあり・・・“場所”中のこの時ばかりは“JAZZ”も“落語”も却下され“大相撲放送”を流し・・・“千代大海”の取組に一喜一憂していた・・・と思い出を語ってくれました・・・。

この“奇跡”的な“角打ち”酒店の文化を育んだ先代の“おとうさん”の遺影に・・・“礼拝”、“合掌”して・・・また、皆さんと“ミタラう”ことができればと・・・心より“感謝”したのであります・・・。

夏宵の“ミタラう”礼讃・・・神秘酒『キトラ』と「なしか!」の共鳴_c0001578_1351734.jpg常連の皆さんには申し訳なく・・・“新参者”は、この日も“パックン”してしまいました・・・m(_ _)m。
by project-beppin | 2008-07-13 12:04 | 異郷酒晩酌伝
<< 夏魚“虎魚(オコゼ)”と「なし... “ガツン”系ワンカップ現る!・... >>