2006年 02月 19日 ( 3 )
中津散策(その4):“絶景”に刻まれた“鑿跡”・・・競秀峰と青の洞門
中津の市街地から・・・旧三光村の八面山を越え・・・国道212号線を“山国川”に沿って遡るように、車を走らせると・・・旧本耶馬溪町へ入り・・・奇岩の幽玄峡の風景が眼前に広がります・・・。

c0001578_12344189.jpgそのひとつ・・・山国川に張り出すようにそそり立つ・・・「競秀峰」の絶景・・・。
その裾に・・・この岩場を“手鑿”で掘った250年前の隋道(トンネル)・・・「青の洞門」があります・・・。

「競秀峰」の絶景・・・頼山陽はこれらの風景を讃して・・・天下の絶景“耶馬渓”と命名し・・・絵に詩文をつけ『耶馬渓図巻記』を発表・・・。
その風景美の持論は・・・「山は水と呼応しなければ生気を帯びて迫ってこない。石は樹を配さなければ蒼い潤いは出ない。」と・・・。

「青の洞門」・・・菊池寛の代表的な短編小説『恩讐の彼方に』・・・その題材舞台として有名になったので・・・ご存知の方も多いのではないでしょうか・・・。

見るだけの者は、“絶景”と称しますが・・・ここで暮らす者には、“難所”と称される・・・そんな歴史を感じることができます・・・。

More 青の洞門・・・
by project-beppin | 2006-02-19 12:40 | 大分の風土・行楽
無垢な焼酎・・・6銘柄(その10)
昨年末から今月、主に晩酌した焼酎の銘柄をまとめてご紹介・・・
生で味わい、ロックで飲み、お湯割で酔う・・・以下。

■「王妃 イザベル」(小手川酒造:臼杵市/常圧:酒粕)25度・・・正調粕取焼酎
 籾殻に香草も含むような甘く柔らかな香り。22年古酒の古慣れた複雑な甘さに、苦さや辛さのような雑味を円やかに包んだアルコール感の喉越しが落ち着いた味わいを深める限定品。
■「久三郎」(きゅうざぶろう)(三和酒類:宇佐市/不明:米・米麹・麦麹)25度・・・米焼酎
 香りは淡い米吟香、口に含んだ米らしい柔らかな旨甘さに鼻腔を通る麹の香を味わう3つの原酒ブレンドの米焼酎。米焼酎と麦全麹を“中和”したような味わい。
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■「由布岳」(小野酒造:由布市/減圧:麦・麦麹・糖類添加)25度・・・ドライ淡麗タイプ
 おとなしく仄かな微香に、甘さが浮き立ちながら喉越しで軽やかな辛口のアルコール感を響かせる淡麗タイプ。魅力的な糖甘~い円やかさの味わいに想いをめぐらせる良品。
■「泰明」(藤居醸造:豊後大野市/常減ブレンド:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 淡く香り発つ香ばしさ、アルコールの重さを感じない痺れるように心地よい旨味がドライな濃厚タイプ。麦香ばしい苦甘さのキレが秀逸なシャープな口あたりが秀でた逸品。
■「おへま 黒」(麻生本店:由布市/常圧:麦・麦麹)30度・・・ガツン濃厚タイプ
 麦ビターの芳香、ホロ苦い辛旨さと麦ビターな味わいに円やかな甘香ばしさが軽快なアルコール感を引き出してくれる濃厚タイプ。麦らしいミディアム・ボディーの喉越しに優しいコクが心地よい優品。 (「麻生富士子N°17」の県内銘柄ラベル)
■「常徳屋 赤ラベル」(常徳屋酒造場:宇佐市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 馨しい麦の芳醇な香り。煎ったようなホロ苦甘さが柔らかくほぐれ、スウィート・ビターなコクが真っ直ぐな濃厚タイプ。鼻腔へと広がる優しい味わいと苦旨味のアルコール感の余韻が堪らない優品。
by project-beppin | 2006-02-19 09:24 | 晩酌焼酎(INDEX)
中津散策(その3):中津宇佐平野の象徴・・・八面山
国道10号線やJR日豊線を別府方面から北上すると・・・広大な平野に浮かぶように・・・ペジオニーテ(溶岩台地)の「八面山」・・・別名:箭山(ややま)を見ることができます・・・。

c0001578_05495.jpg北部九州の“山岳信仰=修験道霊山”の中心は・・・山国川を遡った福岡県側の山岳地帯“英彦山”や“求菩提山”とされていますが・・・この“八面山”も・・・平安末期から江戸時代までは、もうひとつの“修験道霊山”でありました・・・。
また、“国東六郷満山”の修験霊場とを結ぶ・・・地理的にも“修験道霊山”中継地であったとされています・・・。

そんな“霊山の残像”を求めて・・・車で上ってみました・・・。

More 八面山を往く・・・
by project-beppin | 2006-02-19 00:10 | 大分の風土・行楽