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焼酎ベースの“別府八湯カクテル”・・・BAR 「オード・ビー」
先週末“飲み会”の後・・・二次会のカラオケ・スナックを出て解散・・・久しぶりに三次会に繰り出す“夜街活動”・・・(笑)。

c0001578_23114884.jpg23時をまわる頃・・・後輩の“野郎”を伴って“BAR 逍遥”・・・一軒目は決めてました・・・。

別府の“ネオン街”のど真ん中・・・“北浜通り”を下って扉を開ける“BAR”・・・『オード・ビー

25年以上前に此処で“オーナー・バーテンダー”として独立したマスター・・・愛嬌のある笑顔を見るのも久しぶりです・・・。

このマスターが・・・昨年の夏、麦焼酎をベースに“ 別府八湯 カクテル”を考案したという話題は耳にしていたんですが・・・1年以上、扉を開けていなかった私としては・・・“お目当て”が、この“オリジナル カクテル”・・・。

カウンター越しに差し出された写真入の“別府八湯 カクテル”メニューを見ながら・・・この“8種”のカクテル全てに興味津々・・・。
もちろん、ベースとなる麦焼酎は全て「路地裏散歩」・・・綺麗な味わいの減圧蒸留ですから・・・期待も膨らみます・・・。

どれにしようか迷った挙句・・・私は・・・“セピア色”のレトロな下町をイメージした・・・ロック・スタイルの「Hamawaki (浜脇)」
後輩は・・・“白い湯けむり”に霞む湯治場風情を思い浮かべる・・・ショート・スタイルの「Kannawa (鉄輪)」

テイストはというと・・・今までなかったのが不思議なぐらい・・・。ドライで淡麗で仄かでシャープな甘みという・・・減圧の“麦焼酎らしさ”が見え隠れするという点では・・・綺麗に“カクテル・ベース”の役目を感じることができますね・・・。
“ほぉ~、こんな飲み方もできるんだぁ~”と・・・素直に感心してしまいました・・・(笑)。

静かなJAZZをBGMに・・・昔の別府の思い出話を語りながら・・・マスターが別府の街に捧げた美味な“オリジナル カクテル”を飲めば・・・ゆっくり流れる“時”を楽しむことができます・・・。

唯ひとつ・・・隣のカクテルグラスが“野郎”というのが・・・“玉(たま)に瑕(きず)”・・・いや、“台無し”・・・(爆)。

More “別府八湯 カクテル” Recipe & Taste・・・?
by project-beppin | 2006-06-07 23:17 | 焼酎文化考
HAKUDOU師匠と“別府逍遥”(エピローグ)・・・「ドリンク教室」
“Gemuse”、“TAKEYA”、“湖月”を廻ったのですが・・・この時に前を通りかかって・・・記憶に残しておきたい“過去形の別府逍遥”があります・・・。

c0001578_17445830.jpg「ドリンク教室」・・・“竹瓦アーケード”より山手側の流川通りに近い裏路地(裏銀座)の木造アーケードに・・・この店があります・・・いや、正確には“ありました”・・・。

別府はもちろんのこと、大分県下で最も古い“ウィスキーBAR”であり、“カクテルBAR”であったのがこの店です・・・。私が駆け出しの若造の頃は・・・先代が亡くなられて、白い“割烹着”を着たおばぁちゃんがひとりで店を開けていました・・・。

重厚な造りの木製カウンター越しには・・・何十種類ものウィスキーやリキュールなどが見事なまでに整然と並んでいて・・・壁面には・・・昔の年代別に“サントリー”や“ニッカ”の“販促トレー”や“コースター”が飾られていました・・・。

酔った勢いで扉を開けて・・・横柄な口調で注文しようものなら・・・「あなたに出すお酒はございません、(今日は店が)終りました・・・お帰りください。」と・・・きっぱり断られた店・・・。礼儀のない客には・・・見事なまでに“毅然”とした姿勢を貫く店でした・・・。

More 正に・・・“BARの原風景”
by project-beppin | 2006-04-30 17:00 | 焼酎文化考
甲類を楽しむ(その3)・・・海老カツとオイル・サーディンに“梅割り”
昨晩も・・・“甲類を楽しむ”飲み方・・・温かい“梅割り”です・・・。

c0001578_14291127.jpg実は、この飲み方・・・我が家の晩酌では“初体験”・・・甲類の“飲み方実習”に近いです・・・(笑)。

梅干は・・・もちろん、大山町の地モノ“黒川金右衛門の梅干”・・・。

“梅割り”の時の梅干は?・・・沈めるだけか・・・潰してしまうか・・・悩んだ末に、福島県人の影武者所長のブログ“相馬弁研究所”の「影武者流・焼酎のお湯割り梅干入り(その2)」に倣って・・・「一撃派」で、いただきます・・・。

“梅干の傷口からジンワリ沁みでくるエキスを静かに味わう。”・・・なるほど・・・梅干の香りが湯気にうつっているようで・・・飲めば、梅の酸味と香味があって・・・仄かな塩っぱさ・・・ほぉ~、これが“梅割り”かぁ~・・・この味わい、なかなかエエがな・・・。

この一週間・・・甲類の飲み方を・・・存分に堪能できました・・・。
“日常酒”として甲類を飲んでいる方は・・・“酒自体の味わい”を期待しているというより・・・“酒のプレーンさ”をアルコールベースにして楽しむことが・・・“旨い!”の秘訣なんでしょう・・・。

食中晩酌のアテは・・・“海老カツ”と“オイル・サーディン”・・・脂っ気があるアテですが・・・“梅割り”2杯・・・すぐ空いちゃいました・・・。

More 海老の食感も鰯の旨味も・・・旨い!
by project-beppin | 2006-04-16 14:32 | 焼酎文化考
「大福」焼酎考・・・全ては、この“看板”から始まった
日曜日(9日)、私はというと・・・“ちょっと気になること”があって・・・由布市庄内町(旧大分郡)へ・・・。

c0001578_1365743.jpg“ちょっと気になること”とは・・・この“看板”・・・。

実は、昨年の12月・・・あの大雪時に大分市からR210号線を湯布院へと向かう途中・・・旧庄内町下宮武から旧湯布院町下湯平へと向うあたりの左側・・・ふと目に留まった道端“看板”がありました・・・。何度も通ったことのあるこの道で・・・この“看板”に気づいたのは・・・この時がはじめて・・・。

そう・・・気になりだした時には“フィールド調査”・・・“現場”に戻ることからはじめます・・・(笑)。

“現場”でよく見ると・・・幅1m、高さ2.5mはあろうかというこの白地の看板に・・・赤い隅丸の囲みの中に・・・大きく青い髭文字の“大福”と黒い丸ゴシックの“焼酎”と書かれていて・・・その下に主要地までの距離表示・・・。古くからあるようで・・・ペンキも剥がれかけています・・・。
この写真は・・・湯布院方面側から大分方面に向う側を撮影していますから・・・“大分まで23Km”とあります・・・(裏側は“湯布院まで17Km”と表示)。

『大福』焼酎?・・・少なくとも、私は・・・これまでに聞いたことも見たこともない銘柄・・・。

はてさて?・・・私の推測では・・・“幻の正調粕取焼酎”か?・・・麦焼酎の“旧銘柄”か?と・・・想像していたのですが・・・。

何んと!!!・・・今も現役の定番“焼酎”であることに・・・驚かされたのです・・・。

More 『大福』焼酎とは何か?
by project-beppin | 2006-04-13 01:39 | 焼酎文化考
桜並木の遊歩道・・・「いいちこ 日田蒸留所」
一昨日の月曜日(27日)・・・春らしい陽気も“本番”・・・午後、仕事を休んで・・・女房殿の所用で“日田市”へ・・・。無事、用事を終えた帰り道・・・思いついたように(運転手の私が)“寄り道”・・・日田I.C.入口を通り過ぎ・・・R212号線を中津方面へ向いながら右折・・・小高い山へと坂を上ってゆけば・・・。

c0001578_20525644.jpgそうです・・・我が“半生”をその“常飲”に捧げた(笑)・・・あの「いいちこ」の“全麹造り原酒”を蒸留する・・・『いいちこ 日田蒸留所』があるんです・・・。

まるで、“公園”のような広大な敷地は・・・“試飲ショップ”が併設・・・私の“お目当て”は・・・その中にあります・・・(笑)。

ショップ内は・・・さすが・・・洗練された雰囲気・・・。

焼酎、清酒、ワイン、リキュール・・・三和酒類さんの商品はほとんど全て販売していますし・・・もちろん、試飲も楽しめます・・・。

そのショップ店内の雰囲気もさることながら・・・レスト・スペースから“ガラス・ウォール”越しに眺める・・・桜(ソメイヨシノ)の並木・・・。
今は、まだ“咲き始め”ですが・・・満開になれば・・・それはそれは美しいと“評判の遊歩道”・・・知る人ぞ知る“日田の桜の名所”のひとつなんだそうです・・・。

今週末はもう“4月”・・・丁度、この桜が咲き揃ってくる時候でしょうね・・・聞けば、それに合わせて『春の蔵開き2006』が開催されるとのこと・・・。昨日は・・・もう2分咲きだったそうです・・・。

More 試飲ショップと・・・桜並木と・・・
by project-beppin | 2006-03-29 21:25 | 焼酎文化考
焼酎と白酒の“直燗”ブレンド・・・「耶馬の初雪美人」
夜は・・・やっぱり、まだまだ冷えます・・・。

c0001578_6444148.jpg21時を過ぎて帰り着いて・・・夕食は“カレーライス”でした・・・。

風呂上りで・・・“一杯だけ”飲むことにして・・・昨日の“白酒”の飲み方で“洒落”てみましょう・・・。
勝手に名付けたんですが・・・“ブレンド・カクテル”『耶馬の初雪美人』・・・(笑)。

要は・・・米焼酎「耶馬美人」20°と白酒「耶馬の初雪」の7:3のブレンド・・・“米尽くし”、“耶馬尽くし”で楽しむ味わいは・・・もちろん“直燗”で“ぬる燗”という飲み方・・・。

焼酎だけでも充分温まるのですが・・・トロみがあって甘ぁ~い白酒をさらに飲み易くしてみました・・・。

私にとっては・・・この“ブレンド・カクテル”の方が・・・甘みが上品で・・・好いですね・・・。
アテは“仏手柑の味噌漬”・・・これが何んとも・・・いい味わいです・・・。
by project-beppin | 2006-02-24 06:45 | 焼酎文化考
やっぱ“生”は、ショットグラスでしょ!・・・「竹宵 焼酎生チョコ」
お待たせしましたぁ~!・・・。
オヤジの“義理チョコ”ニュースの時間です・・・(誰も待ってないかぁ・・・)。

c0001578_23174199.jpg今年も・・・女房殿から、先ほど戴きますた~ぁ~・・・。

「ア・リ・ガ・ト・ゥ」・・・(チュッ!)っと・・・“投げキッス”
・・・という“歳”でもないかぁ・・・(笑)。

そう、あの“焼酎生チョコ”・・・今年の新作・・・『竹宵』・・・早速、食べてみますョ・・・。

やっぱり、昨年同様・・・ホワイト“生”チョコに包まれた“焼酎ゼリー”です・・・口解けの好い円やかさ・・・“甘ぁ~い、甘いよぉ~・・・菓蔵さぁ~ん”・・・。

“焼酎”の風味を・・・この“ゼリー”で味わえると思っては・・・イカンのですよ・・・たぶん・・・。

この“生(なま)”チョコの“焼酎ゼリー”をアテに・・・“ショットグラス”で「竹宵 原酒」を・・・そのまんま“生(き)”で味わう・・・“くいっ”・・・“くぅ~”・・・。

これこそ、オヤジの本音が・・・“バレタ飲day”・・・というもの・・・(お粗末!)。

More こんな感じで売ってました・・・九州焼酎“菓蔵”
by project-beppin | 2006-02-14 23:23 | 焼酎文化考
“糖添”考・・・焼酎が“逆境”を脱する過程
実は、この「由布岳」・・・私の知る限り“大分の麦焼酎”で現存する唯一の“糖類添加”麦焼酎・・・。

c0001578_23371815.jpg焼酎への“砂糖添加”や“糖類添加”・・・大分に限らず、福岡や宮崎などでも、昭和の頃は・・・一部の銘柄での“伝統的な味わい”であったんですが・・・私も含めて、多くの方の指向が・・・“本来の酒(焼酎)造りによる味わい”を楽しみにしている今では・・・珍しくなってしまいました・・・。

こうして・・・あの頃の「“糖添”麦焼酎」をまだ味わえる今だからこそ・・・焼酎と“糖添”について知りたくなりました・・・。

“糖添”とは何だったのでしょうかね・・・。

※注=平成14年11月1日施行された「酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規定」の改定により、『本格焼酎』の表示は“水以外の物品を加えたものを除く”と定められております。
 現在は、“糖類添加”のあるものに『本格焼酎』と表示することはできません。よって、“糖類添加”と成分表示のあるこの銘柄ラベルは、この施行以前に製造出荷されたものと考えられます。

More 飲んだくれ時事放談:その2・・・“糖添”の霹靂(へきれき)
by project-beppin | 2006-02-01 00:04 | 焼酎文化考
臼杵探訪(その2):思いがけず・・・小手川酒造の蔵見学
“八町大路”を臼杵川に向かってそぞろ歩いて・・・小さな路地を右に曲がって“浜町界隈”へ・・・古くからの商家の街並みが続きます・・・。

c0001578_13465735.jpg野上弥生子文学記念館」をめざせば・・・その隣が、創業150年の蔵元「小手川酒造」です。この記念館こそ・・・夏目漱石の弟子であり、女性として2番目の文化勲章受章者・・・「秀吉と利休」などの代表作で知られる作家“野上弥生子”の生家である小手川酒造の旧母家なのですから・・・正確には、蔵元の一部が記念館となっているというべきでしょうね・・・。

実は・・・蔵元の正面にある味噌醤油の“小手川商店”で昼食をお願いしたところ・・・「出来上がるまでちょっと時間がかかりますから、酒造さんのご見学をお願いできますか。」と・・・道を挟んで、一声かけていただきました・・・。

6人ほどで、蔵元に伺うと・・・一見(いちげん)の観光客である我々を・・・笑顔で快く迎えてくれた蔵の方・・・思いがけず・・・“蔵見学”と相成りました・・・。

“漆喰の白壁”の間口を中へ入れば・・・古くからの佇まいがそのまま今も活きている“酒造り”の空間・・・漂う空気にも“地霊”が宿るような・・・老舗の拘りを垣間見ることができます・・・。

More 小手川酒造の蔵見学
by project-beppin | 2005-12-23 13:52 | 焼酎文化考
別府“コップ酒”の原風景・・・「九丁目の八ちょう目」
昨日は・・・仕事の会合・・・関係者と別府の色街で・・・2次会まで・・・。“喋り疲れ”ているはずが・・・“しんみりと飲みたい”気分・・・まっすぐ帰らず・・・“赤提灯”の暖簾をくぐります・・・。

c0001578_13584547.jpg久しぶりに・・・“ひとり酒”・・・帰趨する如く、くぐる暖簾は・・・私の“酒場の原風景”・・・「九丁目の八丁目」・・・。

その昔・・・まだ、ビールジョッキでガツガツ喰らう飲み方をしていた若い頃・・・カウンターの向こう側で・・・焼鳥を焼く“既に赤ら顔”のオヤジさんと・・・“おでん”のアクを丁寧に掬う白い割烹着姿のオフクロさん・・・。

細いカウンターの端席には・・・現場仕事を終えた作業着姿のオイさんの“コップ酒”・・・清酒と思いきや・・・“燗つけ焼酎”・・・。
そんな別府の“赤提灯”の光景を・・・焼き付けられたのが・・・この店でした・・・。

あれから・・・往く年月十数年・・・ずっと変わらぬ薄汚れた店内とこの“おでん大鍋”・・・今は、二代目が守る“ツユ”の味わい・・・。

私も・・・あの時のオイさんと同じ“ひとり酒”・・・“おでん”と“燗つけ焼酎”で・・・酔いたい年になりました・・・(笑)。
さぁて・・・定番の“おでん”と“とりもつ”で・・・ゆっくり“コップ酒”を・・・飲みましょうかぁ・・・。

More “コップ酒”の情景
by project-beppin | 2005-11-19 14:10 | 焼酎文化考