HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その1)・・・“豆田町”と“月隈”
“雨月の会”から一夜開け3日(月)・・・HAKUDOU師匠と佐伯“雨月庵”を出発し・・・県南、佐伯I.C.から高速道路を約130km・・・県内の酒蔵を訪ねる旅・・・今回は、県西部の“日田”へ・・・JR九州“久大線”沿いを巡ります・・・。

HAKUDOU師匠と“日田”巡行(その1)・・・“豆田町”と“月隈”_c0001578_23383073.jpg先ずは・・・日田I.C.を降りて“月隈公園=永山城址”に隣接する市営駐車場(無料)に車を停め・・・歩いて“御幸橋”から“花月川”を渡り・・・“豆田町”を散策しました・・・。

江戸時代・・・“西国筋郡代”として発展した“天領 日田”・・・“幕藩体制”下で、九州の政治経済の“中心”であった“天領商家”の町並です・・・。

電柱が消え、国の“重要伝統的建造物群保存地区”に選定され・・・その歴史的な町並の“風情”が甦って、散策しやすくなりましたし・・・昔姿の駄菓子売り、人力車なども登場して・・・“商人町”の雰囲気を醸す演出もなかなかのもの・・・。

春の“おひなまつり”・・・夏の“祇園祭り”・・・秋の“天領まつり・千年あかり”・・・冬の“十日恵比寿”などなど・・・四季折々の催しも町の“情景”を際立たせてくれると思います・・・。

この日は午前10時頃から・・・師匠にはこの町並とともに酒屋や蔵での“試飲散策”を愉しんでいただくこととし・・・こんオヤジは、その“エスプリ”を感じる“景観散歩”といたしましょう・・・(笑)。

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More “景観散歩”・・・豆田町並
# by project-beppin | 2010-05-09 10:12 | 大分の風土・行楽
美しき“原酒”の響き・・・「恋麦」
 「長木酒店」の“仁義と人情と流儀”に心酔した“夜街活動”から“庵”へ戻り・・・まだまだ“雨月の夜宴”は続くのであります・・・(笑)。

美しき“原酒”の響き・・・「恋麦」_c0001578_1021787.jpg師匠の語る“上海博中”・・・もとい、“上海白酒”余談と・・・私の戯言“芋焼酎ブーム”の顛末“霧島のひとり勝ち”雑感などなど・・・。

そんな、こんなで・・・忘れていたわけではないのですが・・・師匠にと持参したこの“原酒”のことを・・・。

仕事で遅くなることが多かったこの冬・・・毎晩のようには飲めなかったオヤジが・・・まるで“養命酒”の如く“寝酒”代わりにひっかける“ショットグラス”の一杯に目覚め、“酔う銘酒”として嗜んでいたのが・・・このスマートな200mlの瓶・・・国産大麦の厚みのある濃醇な旨さの40°『恋麦』・・・。日田市の“クンチョウ酒造”の意欲作ではないでしょうか・・・。

“原酒”と書きましたが・・・“原酒”ということは、“和水”した25度の銘柄がある?と思い巡らせてみたのですが特定する銘柄が思い当たりません・・・。何しろ、大分の麦焼酎の中では“プレミア級”のC.P.(コスト・パフォーマンス)・・・(爆)。

ビター芳香もあって、チビチビと濃厚な香ばしさとアルコール感を嘗めるように味わうも好し・・・クイッと含んで口中で転がしながら、鼻腔に拡散する“先鋭”な香ばしさと苦辛い旨みを響かせるコクを味わって、喉越しにも強く深いアルコール感の余韻に浸るも好し・・・です・・・。

“PURE BARLEY SHOCHU”とあるように・・・箱書きでは“ロック”を薦めていますが・・・氷で薄まるのも“もったいない”・・・是非、常温か冷やした“ストレート”で飲んでみてほしいと思います・・・。

■「恋麦」(クンチョウ酒造:日田市/常圧:大麦・大麦麹)40度・・・ガツン濃厚タイプ
 芳醇な麦香と口中に広げるホロ苦さの鮮明な味わいに響くシャープでビターな深き旨みの濃厚タイプ。大麦醸しの濃醇なコクと浸潤するアルコール感の残響と奥行きのある喉越しが原酒の美意識を主張する絶品。


More 濃厚“アテ”の究極・・・“雲丹”に“かちえび”
# by project-beppin | 2010-05-08 10:15 | 大分麦焼酎
「166ページじゃな。」に酔う・・・長木酒店と『立ち呑みの流儀』
「雨月の会」も夜宴へと向う18時過ぎ・・・HAKUDOU師匠から“夜街活動”へ導かれ・・・“歴史と文学の道”を抜け・・・“長木(ちょうき)酒店”へ・・・。

「166ページじゃな。」に酔う・・・長木酒店と『立ち呑みの流儀』_c0001578_0132319.jpg市街地をR217号線沿いに“中江川”へ向って歩き・・・西谷町の交差点から旧道を少し入ると・・・その通りに面して店灯りが路上に漏れる“生粋”の“街の酒屋”の佇まい・・・。

師匠が佐伯に帰省した折は・・・ほとんど毎日のように“日参”するという・・・郷里の“角打ち”処です・・・。

通い慣れた師匠の背中を追うように・・・サッシ戸の入口を開けて店内へと進むと・・・まるでこの“刻”を待っていたかのような店主の親仁さんの出迎え・・・。

師匠が「こんばんわ」と挨拶をかわして冷蔵ケースと陳列棚から取り出した・・・“ホッピー”とワンカップ「豊後の里」・・・コップに注いで“酎ッピー”(笑)・・・アテは、チーズと魚肉ソーセージ・・・。

こんオヤジ(私)も・・・この“酎ッピー”をご相伴に与りながら・・・此処で買うことを決めていた『立ち呑みの流儀』を親仁さんに所望したのであります・・・。
手元に本を取り出す親仁さん・・・4-5冊の在庫分は、律儀に(汚さないように)ビニール袋に包まれていて・・・その中から、丁寧に1冊を抜いて渡してくれました・・・。

親仁さんと師匠がしばし“店頭談義”を重ねる合間に・・・パラパラとめくって読もうとしていたオヤジ・・・。
その様子を察した親仁さんから一言・・・「ウチも(この本に)載っちょるからなぁ・・・166ページじゃな。」と・・・。
そのページを探し開くと・・・どんぴしゃり・・・“ビール逆さ置き 立ち呑み”との見出しに・・・確かにこの店とこの親仁さんへの“礼讃”随想・・・。

預かった本であっても・・・(人様に)売る以上はちゃんと“商品”として扱い・・・“自負”できる“商品情報”を伝えるという無意識の“接客本能”とでもいうべき親仁さんのこの一言に・・・“心酔”してしまいました・・・。

More 「長木酒店」店主謹白・・・“酒屋の流儀”
# by project-beppin | 2010-05-07 00:57 | 焼酎文化考
「雨月の会」二十二年“春”・・・“再会”の酒
昨年夏から・・・“突(然)(蒸)発”的に・・・長期間“記事エントリー中断”状態を“放置”しておりました・・・。ご心配をいただいたにもかかわらず・・・ご期待を裏切りながら・・・それでも、何度もこの拙文ブログにお越し下さいました皆様方に・・・重ね重ね、深くお詫びいたします・・・m(_ _)m。・・・m(_ _)m。

そんな状態から・・・“心機一転”・・・本日よりボチボチと“復帰”いたしますので・・・よろしければ、これまで以上の“ご愛顧”のほど・・・よろしくお願いいたします・・・m(_ _)m。

で・・・先ずは・・・HAKUDOU師匠との“再会”から・・・“再会”します・・・。

「雨月の会」二十二年“春”・・・“再会”の酒_c0001578_203213.jpg 「雨月の会」主宰であるHAKUDOU師匠から“春”開宴の報に接し・・・“大型連休”の5月2日(日)・・・一年ぶりの佐伯“雨月庵”へ・・・。

NEXCO(西日本高速道路株式会社)“大分道”から“東九州自動車道”に繋がる“別府I.C.~佐伯I.C.”間を約50分・・・時間的にも、料金的にも“近く”なりました・・・。

五月晴れの山笑う“鶴城”を見上げて車を停め・・・日豊線の踏み切りを横切り・・・通いなれた“庵”へ・・・。

「こんにちわぁ~ ご無沙汰しとりま~す。」と声をかけおえるか終わらぬうちに・・・
「ハイ!まぁ、お久しぶり・・・どないしとりましたん?お元気ですのん?・・・まっ、どうぞどうぞ!」と師匠の声・・・「(師匠の)周りの皆、体悪ぅーしたんやないか?いうて・・・心配してましたんやぁ~・・・」と・・・。
「そりゃぁ、(ご心配をおかけして)すんません。・・・元気です。(お招きいただき)ありがとうございます。」と・・・互いにいつもの笑顔で“再会”・・・。

凛とした座敷に“雨月”の“おもてなし”様式とも言うべき・・・“盃”列、“酒瓶”律、“肴盛”彩・・・準備万端の膳卓に感動しながら・・・喉を潤す“水代わり”のビールで乾杯・・・。

鶯の囀りも“再会談義”に加わり・・・“国酒”の“地味”にも“再会”・・・師匠心酔の“明日香”の「キトラ」と・・・地酒たる“宇目”の「弥生神力」・・・“地霊”の醸す“古酒”の“魔力”で盃を交わし・・・この“地味”こそ“雨月の会”の真髄・・・。

正に“再会”の酒に宿る“古典”・・・新酒の“清麗”な口あたりとは“別物”・・・侘びて尚、抜けずに残る香りと味わい・・・「キトラ」のコク、「弥生神力」のキレ・・・これら“経年酒”となった清酒“古酒”は・・・“流行らぬ”味ではありますが、時を経ても崩れぬ“普遍の酒質”を・・・知ることができますね・・・。

そんな“再会”の酒に並ぶ師匠の“肴盛”彩は・・・国東の“椎茸”、“蕨(わらび)”、“芽コンブ”の煮付けなどなど・・・“素朴”な味わいの手をかけ過ぎない“肴”こそ似合います・・・。

More 「雨月の会」的“酒肴”・・・“地味”への回帰
# by project-beppin | 2010-05-04 20:47 | 焼酎文化考
四国横断~紀州の旅路(その3)・・・“加太温泉”から望む“紀淡海峡”
“和歌山港”に到着後・・・めざしたのが“紀淡海峡”を望む“漁師町”でもあり、“サーファー”や“海水浴客”でも賑わう和歌山県内“北端”の“海岸温泉地”・・・“加太(かだ)”・・・。

“紀ノ川”の河口から“南海電鉄 加太線”に沿って走る“県道7号線”・・・小高い山際を縫って建て込んだ街並みの向こう側に“加太海岸”が見えました・・・。
四国横断~紀州の旅路(その3)・・・“加太温泉”から望む“紀淡海峡”_c0001578_23361985.jpg
道を上った“休暇村 紀州加太”から眺めた景観・・・(↑が180°のパノラマ・モンタージュ・・・画像をクリックすれば、大きく別表示します・・・)。

観光マップ”を見ると・・・左端奥が“田倉崎”と“加太港”・・・手前に突き出した岬が“城ヶ崎”・・・中央手前の“深山”の向こうに・・・四国・徳島が霞む水平線の“紀伊水道”・・・右側が奥の“淡路島”と“友ヶ島(手前から地ノ島、沖ノ島)”に挟まれ“大阪湾”と繋がる“紀淡海峡”・・・。


思ったより“淡路島”や“四国”が近くに見えるので・・・古くは・・・“神武東征”の頃から・・・この“加太湾”や“紀淡海峡”に刻まれた“歴史”があったのではないでしょうか・・・。


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More “加太”の今昔・・・
# by project-beppin | 2009-08-17 23:30 | 旅先の風土・行楽