水餃子とマグロやまかけに「豊後むぎ」のカボス絞り
水餃子とマグロやまかけに「豊後むぎ」のカボス絞り_c0001578_185332100.jpg麦焼酎を飲む楽しみは、生、ロック、お湯割りだけではありません。

私のこの季の楽しみは、旬のカボス割りです。(すでに一杯いただきました・・・)

焼酎ブームで・・・一部の焼酎ドランカーは、「カボス割り」を本来の焼酎の味わい方ではないと思っているようですが、私はドライ淡麗タイプやスムース旨口タイプにカボスを絞ってロックで飲む麦焼酎の飲み方は20年来の正しい飲み方だと思っています・・・好きです。
いつもなら、私の晩酌定番銘柄『西の星』でなのですが、
今夜は・・・水餃子とマグロやまかけに『豊後むぎ』をカボス絞りロックで・・・この柑橘香を鼻腔と喉越しで味わうのも、ほんと・・・旨いなあ・・・。

■「豊後むぎ」(小野富酒造:佐伯市/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ
軽快なアルコール香の奥にウェットな甘みをもつタイプ。吟醸酒を髣髴とさせる端麗なまろやかさは辛口秀逸。
# by project-beppin | 2004-11-27 19:13 | 大分麦焼酎
「耶馬美人」の歴史的銘柄
大分の米焼酎の逸品・・・旭酒造の『耶馬美人』をご存知ですか・・・。
とあるコンビニ(元酒屋)で、「耶馬美人」の歴史的銘柄にめぐり合いました。

「耶馬美人」の歴史的銘柄_c0001578_13535539.jpg■『耶馬の露』
「耶馬美人」の元祖となる昭和30年代のモノとのこと。当時でも純米古酒として販売していた銘柄です。一升瓶の栓は、王冠。開けてみたい・・・。非売品でした・・・ざんね~ん!

■『旭菊』
元々の看板銘柄です。耶馬美人(米)は、米・米麹の純米焼酎ですが、この姉妹品は、米・米麹・麦麹との原材料表示がありました。地元の古くからのご贔屓には現役だとか・・・。

蔵元の銘柄への思いも伝わってきました。
大分といえば・・・麦焼酎と思っていましたが、粕取焼酎、米焼酎もちゃんとあって、その中で培ってきた醸造技術が・・・今に繋がっているんでしょうなあ。

酒販量販店ではない・・・古くからの酒屋さん・・・蔵元との長いおつきあいの歴史を垣間見れて・・・思わず「旭菊」を買っちゃいました。飲んだ味わいの感想は・・・また後日・・・
# by project-beppin | 2004-11-27 13:59 | 焼酎文化考
兼八だけではありませんぞ!・・・「常圧蒸留 常蔵」
多くの人が、兼八を絶賛していますね・・・
過去のエキサイトイズムでも・・・

これまでの麦焼酎の味覚原体験は、いいちこや壱岐焼酎でしたから、味わいは確かに印象的ですね。私もこのガツン濃厚タイプは大好きです!・・・で、私のイチオシは『常圧蒸留 常蔵』。

■「常圧蒸留 常蔵」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
兼八だけではありませんぞ!・・・「常圧蒸留 常蔵」_c0001578_1036032.jpg
開 封:麦のすごく豊かな香りで、甘い風味の予感です。香りだけ嗅いでも、期待できます。

生  :まろやかで濃く深い麦の甘さ。芳醇な香りと味わいの深いコク。のどと鼻に甘みを伴いながらジワーとくるアルコール感、この余韻がたまりません。

ロック:生よりも香りはおとなしくなりますが麦の甘みはしっかりしています。氷が溶け出してから少しずつ薄まっても、コクと味わいはしっかりしていて飲みやすい。私はお湯割よりも、ロックをお奨めしたい。

麦の香ばしい甘さの余韻は、兼八より脳裏に焼きつきます。兼八を正価で買えるなら、迷うところですが、コストパフォーマンスでは負けず劣らずの飲みやすい麦の新たな個性を感じる良い焼酎です。
# by project-beppin | 2004-11-27 10:36 | 大分麦焼酎
アジの刺身と・・・「岡城」
本日は、アジの刺身で晩酌と相成りました。

アジの刺身と・・・「岡城」_c0001578_11233868.jpg残念ながら、"関アジ”ではありませんが・・・。でも、鮮度のよいアジは、抜群に旨いです。
モミジおろし入りのカボス醤油で・・・アジ身の歯ざわりと旨み。

こんな刺身には・・・ウェット旨口タイプですなあ・・・
香りは控えめ、素直な甘みで、アルコール感は喉越しでほのかにあるもの

そうだ!先週の土曜日(11月20日)『竹楽』に行った時に買っていた『岡城』・・・ 

■「岡城」(熊谷酒造:竹田市/常圧:麦・米麹)25度・・・ウェット旨口タイプ
微香ではありながら、米麹のウェットな甘みが素直な旨口タイプ。喉越しのアルコール感も柔らかな上品。
# by project-beppin | 2004-11-26 21:40 | 大分麦焼酎
無垢な麦焼酎・・・6銘柄(その1)
今回はあえて、私が晩酌で飲んだまたは飲んでいる無垢な麦焼酎・・・
生で味わい、ロックで飲み、お湯割で酔う・・・以下。

無垢な麦焼酎・・・6銘柄(その1)_c0001578_15443877.jpg
■「豊後むぎ」(小野富酒造:佐伯市/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ
 軽快なアルコール香の奥にウェットな甘みをもつタイプ。吟醸酒を髣髴とさせる端麗なまろやかさは辛口秀逸。
■「八面山」(大分銘醸:宇佐市/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ
 長期貯蔵でカドがとれ麦本来の甘さと香りが上品な旨口タイプ。豊かな甘さの奥にころがるアルコール感に惚れる美品。
■「とっぱい」(南酒造:東国東郡/常圧:麦・麦麹)25度・・・スムース旨口タイプ
 常圧らしいバランスのいい甘み、旨みを実直に堪能できるスムースな旨口タイプ。アルコール感を感じさせない麗かな甘さと軽やかな芳香の優品。
■「常圧蒸留 常蔵」(久家本店:臼杵市/常圧:麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 芳醇に薫る麦の香ばしさと舌の上に広がる甘さ、旨さの余韻を楽しむ濃厚タイプ。飲み口の余韻は麦甘さのバランスが優る逸品。
■「為・(ためしてん)」(常徳屋酒造場:宇佐市/常圧:はだか麦・麦麹)25度・・・ガツン濃厚タイプ
 麦焦がしの骨太な香ばしさに、複雑な旨みと甘みを持つ濃厚タイプ。香ばしい舌触りが深い余韻となって続く絶品。
■「月心(げっしん)」(老松酒造:日田市/減圧:全量麦麹)28度・・・トロっと甘口タイプ
 甘く匂いたつ麹香と黒麹の持つ甘みを際立たせた個性的な甘口タイプ。記憶の奥を呼び覚ますような深く優美な旨み、トロみ、甘みをもつ新境地。
# by project-beppin | 2004-11-26 19:44 | 晩酌焼酎(INDEX)