銀座の夜の物語・・・「坐来」
つくば市から郷愁のある“常磐線”で・・・東京へ移動・・・ちょっとした会に出席した後、“山手線”でホテルへ向う途中・・・有楽町駅で下車して“寄り道”・・・。

銀座の夜の物語・・・「坐来」_c0001578_0325018.jpgお目当ては・・・“鳴物入り”で“銀座二丁目”に開店したレストラン・・・『坐来』・・・大分県の“Flag Ship”ならぬ“Flag Shop”・・・。

「“御上り”の際は、是非」と・・・上京の折に訪ねることを薦めてくれる方々が多かったものですから・・・この機会にと・・・飛び込みの“一見客”・・・。

(今から思えば・・・)
コース料理を堪能した“予約客”のグループが引けて一段落した22時頃・・・エレベーターを降りて・・・“オヤジ”が“怪しい風体”で“一杯飲めるぅ~”なんて感じで・・・入店しようとしたのは・・・ちと“不躾”でしたかな?・・・(笑)。

運よく“慈愛”に満ちたマネージャーのご配慮もあって・・・メイン・ダイニングへとご案内いただきました・・・。

店内は・・・この時間帯でも・・・テーブル席の半数以上は“ロックグラス”を片手に“アフター・ディナー”を楽しむ方々・・・「舞香」や「とっぱい」などが人気のようです・・・。

“大分イズム”で構成されたインテリア空間と・・・“光のモダンアート”の如く窓の向こうに広がるロケーション・・・さすが“銀座”という感じ・・・。

“大分イズム”・・・黒を基調とした“Chic”な空間は・・・日田の“杉”、別府の“”、津久見の“石灰”など・・・地域性のある素材を用いることで・・・テーブル、照明、什器、内装を調和させる大分らしいエスプリが活かされていて・・・落ち着いた雰囲気です・・・。

“光のモダンアート”・・・幾何学的な曲面で構成された“東京国際フォーラム”の“Illusion”な夜間光が眼前に広がり・・・まるで、漆黒に浮かび上がる一隻の“メトロポリス屏風絵”のようなロケーションも・・・素晴しいの一言・・・。

♪ 心のぉ~ 底までぇ 痺れるよぅなぁ~  吐息が~絶えないぃ 輝き だからぁ~ ♪
    (石原裕次郎 & 牧村旬子:銀座の恋の物語・・・の替歌)

席にポツンと陣取った“一見客”オヤジのオーダーはというと・・・米焼酎「竹田」の“お湯割り”と・・・アラカルト(一品料理)の「あつめし」・・・。

小鹿田焼”の湯呑みで味わう米焼酎「竹田」・・・清酒で云う“上燗”程度の“お湯割り”で実に旨い・・・。
大分で収穫された“黒米”で仕込んだその旨さの核心は・・・“米麹”が醸す柔らかな甘みと・・・大分の名水では?と思わせる・・・絶妙な“割水”加減・・・しっとりと艶やかな焼酎の味わいがあります・・・。

♪ 泪が思わずぅ~ わいてぇきてぇ~  泣きたぁくなるのさぁ~ この俺もぉ~ ♪

大分の焼酎や清酒と料理を楽しみながら・・・“銀座”で〆る・・・。次回は・・・女房殿と一緒に“コース料理”にします・・・ということで・・・(笑)。

More “あつめし”か?“りゅうきゅう茶漬け”か?・・・
# by project-beppin | 2006-08-02 00:35 | 旅先の酒と食
“夏豆”に“スィっと・ロック”・・・「薩摩の藍」
出張で茨城県つくば市ほかへ行ってきました・・・。暑かったですねぇ~・・・何処もかしこも・・・“夏本番”の陽射しが照り付けて・・・オヤジは汗だくでした・・・(笑)。

“夏豆”に“スィっと・ロック”・・・「薩摩の藍」_c0001578_2311557.jpg仕事を終えて・・・“ちょっと一杯飲んで帰ろう~”と誘ってもらうと・・・“断る”理由はありませんよね・・・。

誘っていただいた方が「以前のキープがあるから・・・」と入ったのは・・・駅前のF.C.居酒屋“魚民”・・・。カードらしきものを提示して・・・しばらく待ちながら・・・雑談・・・

「こっち(関東)でも・・・焼酎の“銘柄”は増えたねぇ~」

そう言われて“お酒メニュー”を見ると・・・銘柄の主流はやっぱり“芋”ですが・・・確かにここでも4合瓶が2千円前後・・・“キープ銘柄”の多くは・・・焼酎です・・・。

出て来たのがコレ・・・芋焼酎『薩摩の藍』・・・私は“ロック”で・・・。

芋の甘くやさしい澄んだ香りで・・・綺麗で軽快な旨さがあります・・・。
すっきりと飲める“スイート・ポテト”ってな感じで・・・“スィっと・ロック”・・・こんな居酒屋には似合っています・・・。

アテは・・・“夏豆”・・・。“そら豆”の異名でもありますが・・・“枝豆”も付いて・・・その上、つくば名物の“落花生”も・・・ご当地の夏らしい“塩茹で豆”尽くし・・・。
塩梅のいい“塩茹で豆”は・・・甘めの芋焼酎に・・・うってつけのアテでした・・・。

ここでも・・・こんな感じで飲めるんですから・・・やっぱり、ブームの泡が落ち着いて・・・“焼酎飲酒”は・・・確実に“全国区”になったという実感・・・。

■「薩摩の藍」(さつま無双:鹿児島県鹿児島市/常圧:芋・米麹)25度
# by project-beppin | 2006-07-29 23:17 | 旅先の酒と食
“豊満”な味わいの奥行き・・・「熊本城」
昨日21日(金)・・・“梅雨前線”の停滞と“大雨”の日々・・・鬱陶しい気分を一掃しようと・・・昼休みに“うな重弁当”を買いに出たのですが・・・人が多くて、注文して20分以上かかりました・・・。

 ♪ 雨にぃ~ぬれなが~ら たたずぅむ 人がいるぅ~
   傘の~花が咲くぅ~ “土用”ぉの 昼さがりぃ~ ♪ (三善英史:・・・の替歌)

“豊満”な味わいの奥行き・・・「熊本城」_c0001578_235910.jpg結局・・・“早く(職場に)戻らないと”と焦りながら、車に駆け込もうとして・・・滑って転ぶ始末・・・(笑)。

♪ 約束した
  時間だけど
  体が
  擦り剥けるぅ~

 道行く人はぁ
  誰一人もぉ~
 見向きも
  しなぁい~ ♪

そんな破目に会いながらも・・・週末の仕事を片付けて帰宅・・・。

既に夕食を終えて、くつろいでいる愚息たちは・・・この日が“夏休み”初日・・・。
そんな愚息たちに・・・「オマエたちゃぁ 良いのぅ~」と大人げなく声をかけながら・・・食卓を見ると・・・“豆腐ステーキ”と“野菜天”にもう一品・・・“馬刺し”が・・・(ニマッ)。

実は・・・女房殿に“ボーナス謝恩”という名目で“おねだり”していたのがこの“馬刺し”・・・(笑)。というのも・・・“来別”したYouさんから頂戴した球磨焼酎『熊本城』に合わせて・・・“晩酌”を楽しむためでした・・・。

「熊本城」・・・常圧蒸留の米焼酎「極楽」の原酒を樽貯蔵した味わいをベースに定番の「極楽」を加えた“Composite Flavor”・・・Youさんお薦めの“逸品”・・・。

なんといっても“ストレート”で・・・まずは、その深き味わいを・・・。
鼻に近づけて嗅げば・・・甘みを伴う仄かな“バニラ香”・・・常圧の米焼酎が持つ円くて厚みのある旨味がしっかりしています・・・。
樽の味わいの奥にあるガツンとした響きを持ったアルコール感は・・・“豊満”なホロ苦さに重なる深い甘旨さが“核心”です・・・。

氷が解けかけた“ロック”も・・・冷たさの中に甘苦味の“Cask Taste”があって・・・味わいが崩れないほどの“奥行き”があります・・・確かに樽モノの“横綱級”ですね・・・(Youさん・・・!)。

■「熊本城」(林酒造場:熊本県球磨郡湯前町/常圧:米・米麹)35度

More “馬刺し”の“ねっとり”旨味・・・
# by project-beppin | 2006-07-22 23:07 | 隣人の焼酎・泡盛
“はちみつリンゴ”香の“爽快”さ・・・「あまみ 長雲」
“蝉”が鳴き始めたと思ったら・・・早くも“蒸暑い”を通り越して“熱波酷暑”・・・今年の最高気温の更新だけでなく不快指数も高かったですねぇ・・・。

“はちみつリンゴ”香の“爽快”さ・・・「あまみ 長雲」_c0001578_1021499.jpg帰り着けば・・・即“シャワー”・・・(笑)。

「暑かったねぇ~」と女房殿に声をかけながら、席につけば・・・“煮込みハンバーグ”と“ポテト・キッシュ風卵焼き”に“とりもつ”・・・。

それなら・・・すっきり“爽快”な晩酌を楽しみたい気分ですから・・・『あまみ 長雲』30°を7:3の“ソーダ割り”・・・。

先日、“東九州大返し”をやってのけたけんじさんからの頂戴モノ・・・照りつける太陽と光り輝く渚を思い浮かべながら“夏酎”たる“島酒”の味わいを・・・。

五合瓶のキャップを開けた途端に香る“甘美”な“黒糖香”・・・なんと言ったら良いのか・・・レンゲの“はちみつ”のようでもあり・・・齧りついた時の“リンゴ”のようでもあり・・・“はちみつリンゴ”の香りに想えます・・・。

ソーダを注いだ“発泡香”・・・このスパークリング感を口に含むと・・・“COOL”に響く炭酸ドライ感に香るような甘みのキレが好く・・・鼻腔へ抜けてゆく“香酸味”・・・。

薄まっても崩れない“甘美”な味わいに続いて・・・喉越しでコクのある旨味が味わえて・・・余韻はスッキリ“爽快”な気分になれます・・・。

ありがたく“グビッ”っと“シュワッ~”っと・・・ビールがなくても“夏酎ソーダ”・・・。

■「あまみ 長雲」(山田酒造:鹿児島県大島郡/常圧:黒糖・米麹)30度

More “とりもつ”も旨~い
# by project-beppin | 2006-07-15 10:05 | 隣人の焼酎・泡盛
“大分の焼酎100選”と・・・“海の幸”三昧
9日の日曜日・・・前日(8日)から、未明にかけて“宮崎しょちくれの宴”で4次会まで盛り上がり・・・朝、その酔いも醒めやらぬうちに宮崎を出発・・・一路、R10号線を北上しているという・・・けんじさん、Youさん、タケさんの3名から・・・はるばる“来別”くださるとのご連絡をいただきました・・・。

“大分の焼酎100選”と・・・“海の幸”三昧_c0001578_08381.jpgけんじさんとは・・・2月の“船中八策 土佐酒宴道中”の出港前に会って以来です・・・。

Youさんは・・・このブログを始める前から、著名な焼酎掲示板で“ご指南”いただいておりましたので・・・こうやってお会いできることは・・・本当に嬉しい限りです・・・。

午後には・・・めでたく、ご一行と“合流”し・・・“別府体験学習”・・・昼食は、“胡月”の「冷麺」・・・温泉は、“別府温泉保養ランド”の「泥湯」・・・などなど・・・。

夕刻からは・・・けんじさんに薦められて・・・“メインイベント”となる飲み屋“ろばた 仁”へ・・・。

駅前のメインストリートにあるこのお店・・・私は、とんと“ご無沙汰”しており、ここ10年ほど入ったことがなかったのですが・・・カウンターに4人で陣取って・・・驚きました・・・。

単なる焼き物や揚げ物だけでなく・・・大分の“海の幸”が、充~分、楽しめる品揃えは・・・“関さば・関あじ”、“城下かれい”、“ハゲ(かわはぎ)の肝あえ”、“太刀魚の塩焼き”、“メイタの唐揚げ”、“穴子の天ぷら”などなど・・・地モノの“魚”を“肴”にするだけでも・・・堪能できます・・・。

先ずは・・・生ビールで“乾杯”して・・・肴は、夏らしく“鱧の湯引き”と“りゅうきゅう”・・・くぅ~、旨いっ・・・。豊前海で獲れる“鱧”を・・・わざわざ、京都の“祇園祭り”で味わうのは・・・野暮ですよ・・・(笑)。

こんな大分の“魚の肴”を戴きながら・・・けんじさんが薦めた最大の理由に“瞠目”する別府在住のオヤジでありました・・・(@o@)。
それは!!!・・・この店の充実した“地焼酎”メニュー“大分の旨い焼酎100選”という・・・なんとも、頼もしいライナップ・・・。(私は、この中で・・・まだ“57銘柄”しか飲んでいない・・・という事実に気づきながら・・・)

さすが・・・“焼酎の猿田彦”との(私が名付けた)異名を持つけんじさん・・・なお且つ“九州食文化の道祖神”と(私が勝手に・・・)慕う“行動力と胃袋の偉人”だけのことはあります・・・(笑)。
Youさんにもお薦めしながら・・・(実は、すでにこの時点で)私の方が舞い上がっておりました・・・(笑)。

私は・・・「岡城」を“生”から・・・「大龍蔵」へと・・・
Youさんは・・・「耶馬の宝珠」を“ロック”から・・・「麦香酔」へと・・・
タケさんは・・・「耶馬美人(米25°)」をこれまた“ロック”で・・・
けんじさんは・・・急遽、仕事のため“スクランブル復路運転”とのことで・・・「ウーロン茶」を“ストレート”でグビグビですた・・・。(けんじさん・・・また今度!飲ませますから~!)

■大分の魚の肴:ろばた 仁/別府市北浜

More 酒宴の“魚の肴”三昧・・・
# by project-beppin | 2006-07-14 00:12 | 美食の街