タグ:豊後高田 ( 14 ) タグの人気記事
信仰心が宿る“阿弥陀堂”・・・「富貴寺」
思い出したように・・・“昭和の町”からの帰路に寄った“六郷満山”の“国宝”・・・現存する九州最古の木造建造物の佇まいを・・・ご紹介いたします・・・。

c0001578_1123693.jpg“田染荘(たしぶのしょう)”から山間(やまあい)に向かうと・・・T字路になった道際にひっそりと続く山門のある素朴な石段・・・蓮華山「富貴寺」・・・六郷満山霊場 第2番札所 本山末寺・・・。

“蕗(ふき)”という地名の集落にある古刹・・・その創建は・・・平安時代に“宇佐神宮”宮司の“氏寺”として建立されたとされています・・・。

山門を潜ってさらに参道の石段を上ると・・・気品漂う“宝形造(ほうぎょうづくり)”屋根の美しさが見え始め・・・石段を上りつめると境内の大樹の奥に・・・凛とした“大堂(おおどう)”が・・・幽玄な厳かさに満ちて眼前に迫ってきます・・・。

国宝 「富貴寺 大堂」・・・平泉の“中尊寺 金色堂”、宇治の“平等院 鳳凰堂”と並び称される“日本三大 阿弥陀堂”のひとつ・・・西国における“阿弥陀信仰”の御堂建築として、その様式美が特徴的であるだけでなく・・・当時の信仰心が宿っている“美しき心象”を感じることができました・・・。

この日は、あいにくの小雨模様の天候で、湿度が高かったため・・・堂内は非公開でしたが・・・一度は、ご本尊“阿弥陀如来坐像”とこの堂内壁や柱に描かれた“大堂壁画”、“浄土図”などを拝見したいものです・・・。

国東六郷満山霊場巡り ”も・・・これで「文殊仙寺」、「岩戸寺」、「胎蔵寺」、「伝乗寺(真木大堂)」に続き5箇所め・・・納経帳を持参したくなりました・・・(笑)。
大分の“国宝”という意味では・・・「宇佐神宮」、「臼杵石仏」に続いて3つめでしょうか・・・。
秋の行楽シーズン到来!・・・大分の“国宝”と国東半島の“六郷満山霊場”を訪ねてみるのも・・・おススメです・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “美しき心象”・・・富貴寺
by project-beppin | 2007-10-07 01:15 | 大分の風土・行楽
初秋に名残りの大輪花・・・“芙蓉”
“暑さもいつしか彼岸過ぎ”なんて言葉も“あったり前”のような日中ですが・・・朝夕の涼しさと虫の声は・・・日ごとに秋へ・・・。芒(すすき)が開らく“中秋の名月”もいつしか細くなり・・・今夜は“二十四夜”・・・。

c0001578_23285028.jpg9月中旬・・・まだまだ“晩夏”とも“初秋”とも言えないような時候でしたが・・・“真木大堂”の“旧本堂”の脇に咲き開いた大輪の淡い桜色・・・“芙蓉(フヨウ)”・・・。10月となった今でも・・・別府市内では、見かけることがあります・・・。

フヨウ「芙蓉」:アオイ科

もちろん、“アオイ”科と言っても、徳川家の紋章“双葉葵(フタバアオイ)”とは関係なく・・・“立葵(タチアオイ)”の仲間・・・縦伸びで、房なる咲き方の立葵とは遠目でも区別がつきます・・・。

“木槿(ムクゲ)”と似ていて間違いやすいという人もいますが・・・私には、“縦広がり”で、葉も花も小さく見える木槿に対して・・・“横広がり”っぽい感じで、葉も花も大きく見える観があるのがこの芙蓉です・・・。

晩夏から初秋にかけて見かけるこの花・・・春の牡丹、芍薬のように・・・“美人”に形容されるその美しさは・・・“富士山”を別名“芙蓉峰”と呼ばせるほどなんですね・・・。

で・・・我が家の女房殿も、こんオヤジの晩酌に付き合って・・・ほんのり“酔芙蓉(すいふよう)”な~んて洒落た喩えで“ヨイショ”したいのですが・・・実際は、隣りで“睡扶養”になってました・・・(爆)。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。
by project-beppin | 2007-10-04 23:31 | 大分の風土・行楽
“昭和の町”を歩く(その5)・・・“昭和”への“オマージュ”
誰もが“勤勉”で“寛容”で“思いやり”を持ち合わせていた思い出・・・この町の佇まいが醸し出す“昭和”という時代への“オマージュ”・・・。

c0001578_10222910.jpg既存の商店以外で・・・そんな“昭和オマージュ”のレプリカ的なテーマパークとなっているのが・・・“昭和ロマン蔵”です・・・。

“農業倉庫”をリニュアールした観光コア施設・・・中には“駄菓子屋の夢博物館”、“昭和の絵本美術館”、“昭和の夢町三丁目館”、レストラン“旬彩 南蔵”などがあって・・・“凝縮した昭和”を楽しめます・・・(笑)。

町の中でも・・・“出会いの里”という集客観光施設が出来ましたし・・・思い出の懐かしさが溢れる“モノ”と“音”と“味”に出会えたりしますよ・・・。

“団塊の世代”の方々・・・“孫”のために“TDL”や“USJ”へ行くのに飽きたなら・・・ご家族で、この町を訪ねてみるのも良いかもしれませんよ・・・(笑)。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “昭和オマージュ”の“モノ”と“音”と“味”・・・
by project-beppin | 2007-09-29 10:28 | 大分の風土・行楽
“昭和の町”を歩く(その4)・・・“時代遅れ”を誇る“一宝”と“一品”
“モノ カルチャーがやってきた、YA!、YA!、YA! ”をご紹介しましたが・・・まだまだ、この商店街の“アイデンティティー”に触れるまでには至っていませんね・・・(笑)。

c0001578_038532.jpg“商店街”を再考し・・・“何故?、この土地のこの場所で商いが続けられたのか?”を自問自答する中で・・・“古くさい”とか“時代遅れ”と思っていた“家業”に誇りと自信を取り戻す取り組みとして始まったのが・・・“一店一宝”と“一店一品”・・・。

代々受け継がれながら、忘れかけていた“家業”の歴史を物語る“一宝”と・・・いつしか、蔑ろ(ないがしろ)”になりかけていた個々の商店の自慢の“一品”を店頭で公開すること・・・。

例えば、この“呉服車”・・・江戸末期から続く老舗の“瓦屋呉服店”の“一宝”・・・。

明治時代、この“長持”風の荷台の中に“反物”を入れて国東半島一帯の村々に売り歩いたという“行商荷車”・・・今で言う“移動店舗”・・・これによって、商圏と信用が広がり・・・今日まで続く“家業”の礎を築くことに貢献した道具ということでしょう・・・。

漆塗り調の“屋号”の入った荷台といい、磨り減った木製の車輪といい・・・“現物”がもつ“リアリティー”を感じます・・・。

“古くさい”とか“時代遅れ”とかいう“ネガティブ”なイメージではなく・・・“家業”商店だからこそ誇れる“年季”が“現在も息づく”という“ポジティブ”なイメージが伝わってきます・・・。

これらの“一宝”や“一品”に触れながらこの商店街を歩くと・・・実は“昭和の町”の最大の成果は・・・個々の“家業”商店が持つイメージを・・・“ネガティブ”から“ポジティブ”に“意識改革”したことによって創出された魅力ではないかと・・・思ったりします・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “一宝”と“一品”・・・
by project-beppin | 2007-09-28 00:43 | 大分の風土・行楽
“昭和の町”を歩く(その3)・・・“昭和”アンティーク博物館
“昭和の町”は・・・そのまんまの“商店街”という通りの風景と昔どおりの“大衆食堂”の味わいが“現存”するだけではありません・・・。

c0001578_0484970.jpg商店のショーウィンドウや軒下が“高度成長”時代の“モノ”カルチャーで埋め尽くされていて・・・まるで博物館・・・。

その博物学的展示品は・・・誰もが見かけた記憶を辿ることができる“地方と我が家の発展”とともに出現したモノたちです・・・。

このオート三輪“ダイハツ ミゼット”なんてのは・・・今でも乗って走れる“レンタル カー”として活躍中・・・。

そして・・・“家電”という言葉とともにやってきた・・・“三種の神器”・・・この頃からでしょうか?メーカーの“マスコット”という“フィギア”に洗脳され始めたのは・・・(笑)。

“いつかは我が家にも・・・”と憧れを抱きながら・・・これらのモノを所有することを夢見て・・・一所懸命働いて、貯めて、やっとの思いで買ったという・・・思い出が蘇る方もいるのではないでしょうか・・・。

そんな思い出のモノたちとも出会える・・・“昭和”アンティーク博物館・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “昭和”アンティーク・・・
by project-beppin | 2007-09-25 00:53 | 大分の風土・行楽
“昭和の町”を歩く(その2)・・・素朴な旨塩スープ 大寅屋「ちゃんぽん」
“昭和”のノスタルジア・・・“戦後レジューム”への回帰・・・豊後高田の“昭和の町”には、そんな“世間遺産”が、“そのまんま東”ならぬ“そのまんま国東(くにさき)”として残ってたんですね・・・(笑)。

c0001578_18511764.jpgで・・・この“昭和”がそのまんまの“作為”無き素朴な味といえば・・・今、流行の“蕎麦屋”ではなく・・・この商店街の大衆食堂として続く“大寅屋”・・・。

“昭和55年より値上げをしていません。消費税もサービスしています。昔ながらの味と値段を守っています。”と貼紙に記された家業の“所信表明”に見惚れて・・・“食堂”と赤字で書かれたガラス戸をガラガラと開けて店内へ入ると・・・先客となる観光バスの運転手さんやバスガイドさんほかで混みあっていましたが・・・作為無き大衆食堂の趣はそのまんま・・・。

案内された席に腰かけオヤジが注文したのは・・・「ちゃんぽん」350円・・・。

出てきたのはこれこのとおり・・・素朴なやさしい彩りの野菜盛りたっぷり・・・シャキッとしたキャベツ、モヤシ、人参、豚肉、小エビに刻み蒲鉾・・・しっかり“五目”以上が守られて、うす塩で炒められた具沢山です・・・。

麺は・・・ストレート太麺でスープと具と絡んでこそ調和のとれるおとなしい素朴な味わいと食感です・・・。

このうす塩炒めの具とストレート太麺に絡むスープが好いですね・・・淡いスープですが塩味に負けないしっかりした旨味・・・口中で雑じり合うキャベツやモヤシの食感と甘みが引き立つ旨口スープで・・・老若男女に認められた昔ながらの“味自慢”というのも頷けます・・・。

■ ちゃんぽん:大寅屋/豊後高田市新町

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “味自慢”・・・
by project-beppin | 2007-09-23 19:09 | 美食の街
“昭和の町”を歩く(その1)・・・“明日があった”街角の面影
先週の“三連休”の日曜日(16日)・・・“じいちゃん、ばあちゃん”とドライブ小旅行・・・豊後高田市へと向かい・・・“胎蔵寺”、“真木大堂”と参拝し・・・昼過ぎに“昭和の町”へ・・・。

c0001578_16581215.jpg国東半島商圏の中心地であった豊後高田の商店街・・・何処にでもあったような通りに並び立つ商店・・・“変わらず残していた”という積極的な意志の遺物ではなく・・・再開発する話さえ出ずに“変えれず残っていた”という消極的な商店街を“逆転の発想”で救ったのが・・・“平成”のバブルとデフレから脱却する“昭和”へのノスタルジア・・・“時計の針を逆回し”して再生した町おこしこそ“昭和の町”・・・。

昭和30~40年代の“戦後レジューム”時代がそのまま通りを埋め尽くす“ALWAYS 三丁目の夕日”の国東版とでもいいましょうか・・・街角に人格の宿る“家業”商店が軒を並べ、商う品と買った物にもれなく“人情”が付いていたあの頃・・・誰にも今日より楽しい“明日があった”街角の面影・・・。
 
♪ 明日という字は 明るい日と書くのねぇ~ あなたとわたしの明日は明るい日ねぇ~ ♪
 (アン真理子:悲しみは駆け足でやってくる

あいにくの小雨交じりの天候・・・ほんの1kmほどを歩きながら・・・これも“商店街”という“世間遺産”だと思い起こすオヤジなのであります・・・。確かに、頭の隅の“昭和エレジー”を口ずさみたくなりました・・・。

♪ あんちゃんにぃ~ 手をひかれるぅ~ 影がな~がくのびてぇ~ ♪
 (大久保一久(風):三丁目の夕焼け

次男坊は“クレヨンしんちゃん”の劇場映画「嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」で見た世界?と思ったようですが・・・案外、すんなり馴染んでました・・・(笑)。

♪ ふ~るさとのぉ あのぉ人のぉ~ あのぉ~人のぉ 足もとにぃ 咲くぅ白百合のぉ~
  花びぃらの白い色はぁ~ 恋人の色ぉ~ ♪
 (ベッツィ&クリス:白い色は恋人の色

そして・・・じいちゃん、ばあちゃん・・・“家(うち)も、(古い物を)引っぱり出したら、昭和の町がでけるのぉ~”とのこと・・・(爆)。

※ ご覧戴いている皆様!・・・“見たよ!読んだよ!”とのメッセージ代わりに・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “商店街”という“世間遺産”・・・
by project-beppin | 2007-09-22 17:00 | 大分の風土・行楽
“精神文化”を創造した“自然造形”・・・三宮の景
豊後高田の“田染荘”から・・・県道34号線に沿って流れる“桂川”を遡るように・・・旧“大田村”(現杵築市)へ向う帰り道・・・対岸に奇峰の続く景色があります・・・。

c0001578_20151112.jpg“三宮の景”・・・別名“田染耶馬”・・・。

景勝地“耶馬渓”だけでなく・・・国東半島も・・・山頂“秀峰”や河岸“奇岩”が屹立する風土・・・大地が持つ“神秘”の景観・・・。

こんな山や岩にも“地霊”が宿っているという信仰・・・“修験道”に通じる景色であると同時に・・・“神”へ祈りを捧げ、“仏”の加護を仰ぐという“六郷満山”の暮らしに溶け込んだ景観・・・豊かな“精神文化”を創造した“自然造形”だと思っています・・・。

“文目(=アヤメ)”咲く頃の“三宮の景”・・・国東も“春”の彩ですね・・・。

宇佐神宮”と“国東半島”をこの地固有の“信仰文化遺産”として・・・“世界遺産”に認定しようとする活動もあって・・・微力ながら応援したくなります・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More 河岸の“奇岩”・・・
by project-beppin | 2007-05-18 20:17 | 大分の風土・行楽
“田染荘”の在郷“地仏”・・・元宮磨崖仏
国東の“磨崖仏巡り”・・・“熊野磨崖仏”が“六郷満山”の“大仏”なら・・・在郷の人々の暮らしを見守る“地仏”がこの“元宮磨崖仏”・・・。

c0001578_23245284.jpg

c0001578_23251054.jpg室町時代の作とされる“不動明王”を中央に・・・右脇に“矜羯羅(こんがら)童子”と“毘沙門天”・・・左脇に(欠落し現存しない“制咤迦(せいたか)童子”と)“持国天”・・・その左に追刻された“声聞形尊像(地蔵?)”・・・。

元宮八幡社の裏手となるこの岩壁に浮かび上がる御影・・・もともとは、道行く人々が、道すがら手を合わせていくような“日常の信仰仏”であったのですが・・・風化と雨水を避けるために“覆堂”が立派に建って・・・以前より、畏まった雰囲気・・・(笑)。

“六郷満山”縁の“磨崖仏”たち・・・“八幡神”と“密教仏”とが混淆する国東らしい信仰の風景・・・国の“史跡”に指定されたこの「熊野磨崖仏附元宮磨崖仏及び鍋山磨崖仏」などをはじめ・・・田染荘以外にも点在しています・・・。

※ ご覧戴いている皆様!・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More “元宮磨崖仏”・・・
by project-beppin | 2007-05-17 23:27 | 大分の風土・行楽
“憤怒の明王”の真意・・・真木大堂
“六郷”の一つ“田染郷(荘)”の“れんげ畑”の風景とともに佇む・・・国東六郷満山霊場 第4番札所 本山本寺・・・馬城山「伝乗寺」・・・。

c0001578_22455045.jpg旧くは“六郷満山”の寺院中でも36寺坊の霊場を有したこの大寺院・・・その各寺坊のご本尊を一堂に集めたのが「真木大堂」・・・。

寺院としての“本堂”や信仰の対象としての“御仏”に参拝するというよりも・・・宗教法人でありながら“収蔵庫”と呼ぶ場所での“ご本尊”拝観・・・。

“宗教空間”というよりも・・・“ご本尊”であった平安後期の“木造仏”のみを収蔵した“仏像博物館”と言った方が正しい表現かもしれません・・・。

収蔵庫内撮影禁止の“ご本尊”たち・・・国の重要文化財に指定された“阿弥陀如来坐像”、“大威徳明王像”、“不動明王像”、“四天王立像”、“二童子立像”であり・・・確かにその“仏教彫刻美術”的な秀でた造形美の価値が高いこともわかりますが・・・その“収蔵庫”での取り扱われ方には・・・“信仰の精神文化”と“六郷満山の地霊”を全く感じることができません・・・。

参拝料ではなく、拝観料を払って鑑賞する“平安木造仏”というのであれば・・・“大分県立歴史博物館(宇佐風土記の丘)”や“大分県立芸術会館”にでも収蔵していただいた方が、保存状態も展示鑑賞状態もいいでしょうね・・・。

このままの“拝金商業主義”的な“ご本尊展示”を続けるのが宗教法人たる「真木大堂」の本意なのか?・・・釈然としない気分でした・・・。

この“六郷満山”の信仰文化を敬愛する一介の俗人オヤジとしては・・・“憤怒する明王”の御影(みえい)が・・・“現世(この扱い)への憤怒”に思えるのですが・・・(哀)。

※ ご覧戴いている皆様!・・・人気blog ランキング】への応援クリック!を・・・よろしくお願いします・・・m(_ _)m。皆様のご支援の賜物でこの拙文ブログもなんとか続いております。ありがとうございます・・・。

More 「真木大堂」の周辺風景・・・
by project-beppin | 2007-05-04 22:48 | 大分の風土・行楽